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遠い遠い昭和の時代のお話です。
まだ子供だった頃、なつやすみに遠い田舎の親戚の家に泊まりにいきました。
そこは農家の古い民家。
茅葺ではなかったが大きな梁があり、くすんだ天井付近には蚕さまの棚が所狭しとありました。
もう使ってなかった囲炉裏端、そこには金のやかん置きと火箸がそのまま置いてあり、灰の中には消し炭のような残り炭が見え隠れしていました。
広い天井のためか家のなかの空気はひんやりとして家の中の薄暗さと外の縁側の明るさが対照的だったことを覚えています。
当時は古臭い民家だなあと思ってましたが、今思えば、あの農家は実に贅沢なつくりをしていたと思います。
樹齢何百年の欅の建具、梁や柱として何十年も使われた良材、それらがふんだんに使われてきたのが昔の農家の家でした。
今同じようなものを建てようとしても、まず材料がありません。
子供の頃にあった古い農家や蔵・・・。
築五十年、百年と先祖代々住んできたそういう古民家を再生する古民家再生が静かなブームとなっているそうです。
古民家を現代のライフスタイルにあわせて再生する。(リフォームする)
「劇的ビフォー・アフター」のようなリフォーム番組でもたびたび古民家再生の事例が紹介されているのをご覧になったかたもいらっしゃるでしょう。
こういった番組を見るとリフォームとは単に家をきれいに作り直すのではなく、昔の思い出を大切にしながら新しい生活をはじめるための出発点なんだなあと実感いたします。
住宅の建て方もそしてその住まい方も大きく変わってきています。
住宅が古くなると家を壊してまた新しい家をたてるというより、今まで住み慣れた家を修理して、あるいは新しいライフスタイルに合わせてリフォームし、大切に使う・・・。
そういう暮らし方、住まいかたが多くのひとに支持されて来ているようです。
しかし、実際に自分の家をリフォームするときには一体誰に相談すればいいのでしょう?
新聞等で騒がれている悪徳リフォーム業者が存在するのも事実です。
あなたが自分の家のリフォームについて相談する場合はどなたに相談するのでしょう?
今住んでいる家を建てた住宅メーカーさんでしょうか?それとも知り合いの大工さん?建築設計士の先生でしょうか?・・・。
知り合いの一級建築士によると、実はリフォームは新築を建てるよりある意味難しいそうです。また、リフォームには新築とは別のノウハウが必要だそうです。
トイレを洋式に替えるとか、バスをユニットバスに替えるなどの小さな部位のリフォームならともかく、大きなリフォームになるほど今建っている現状の柱の取り合いから間取りプランを検討したりなど、多くのノウハウが必要です。
それらのノウハウは一軒一軒違うリフォームの事例を多く経験しその経験のなかから多くのノウハウが生まれてくるのだそうです。
「いったいいくらでこの家をリフォームできるの・・・????」
こうした悩みに、しがらみなく、安心して相談できる見積もり比較がありました。
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関連情報 |
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築七十年の町家を建築家の夫と修復して暮らし始めた麻生さん。すべて手作りの「究極の骨董」で毎日を遊ぶ、古風で美しい京都生活。
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古民家の再生を写真と文章により解説するという構成になっていますが、主眼は再生の技術的な面にあるのではなく、降幡氏が再生される古民家といかにして出会い、関わってきたのかが、著わされています。建築ファンのみならず、藤森照信氏の著書の読者の方や路上観察関係の本が好きな方にもおすすめの一冊です
築100年以上の古民家を解体移築して住宅として再生させる、古民家再生住宅が、今静かなブームだ。この古民家再生住宅を建てるにはどうしたらいいのか。発注、予算、建築までの具体的なステップを詳細に解説する。
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