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思い出の名画劇場 1960年代の洋画から |
今のようにインターネットなどもちろんない昭和の時代は映画が数少ない娯楽のひとつでした。ちょっとした地方都市にはどこにでも映画館のひとつや二つはありました。お盆映画とお正月映画がその頃から大作がその時期には封切られていたように思います。
今と違って当時の映画の作り方は大スペクタクルもの、シリアスな映画、人間ドラマなどもっとわかりやすかったような気がします。
ひとつの映画が気に入るとその映画に出演した俳優のほかの出演作を中心にみたり、あるいは監督を中心にみたりしていくと映画の楽しみが拡がっていきます。
ここでは当時気に入っていた洋画を中心に作品の紹介を年代別にしてまいります。
まずはスティーブ・マックウィーンから スティーブ・マックウィーンは58年から始まったCBSのテレビ・シリーズ「拳銃無宿」に主演するとこれが大成功、アクションスタートしてハリウッド映画界にデビュー。
そして’59年のジョン・スタージェス監督の「荒野の七人」(’60)に出演、強烈な印象を残して人気を博しました。その後はアクションスタートして次々とヒット作を放っていきます。’66年には「砲艦サンパブロ」で、アカデミー主演男優賞にもノミネート、また同年には、自分のプロダクションである「ソーラー・プロ」を設立しています。
代表作には「荒野の七人 (1960)」「大脱走 (1963)」「砲艦サンパブロ (1966)」「ブリット(1968)」「栄光のル・マン (1971)」「ゲッタウェイ (1972)」「パピヨン(1973)」などがあります。
しかし、’74年の「タワーリング・インフェルノ」以降は映画出演が少なくなり、晩年はガンと闘いなら’80年に死去しました。 「大脱走」でのオートバイでのジャンプシーン、「ブリット」での最後のクライマックス、犯人射殺シーンが印象に残っています。
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マックウィーンの出世作「ブリット」 1968年初公開
サンフランシスコの街中で繰り広げられるカーチェイス、まさにスティーブ・マックウィーンがスターダムにのし上がった金字塔的作品。シリアスでまるでドキュメンタリー映画のような臨場感。マックウィーン演じる刑事ブリットが空港内で犯人を追跡するシーンは緊迫感たっぶりの映画でした。
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スティーブマックウィーンのブリットはこちら
その他のスティーブ・マックウィーン作品はこちら
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ところで、マックウィーン演じるブリットが手にしていた拳銃はS&Wコンバットマグナム2.5インチ。上の写真のように劇中ではショルダーホルスターにいつも吊っていましたが、最後の最後までこの銃は抜きませんでした。
この銃をつかったのは最後の射殺シーンのみ。この銃も映画の重厚感をだすためにいい味を出していました。
シリアスでアップテンポな展開、サンフランシスコの街。1960年代のアメリカ映画の代表作のひとつがこの「ブリット」です。
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最近では、こうした懐かしい映画が手軽にダウンロードやストリーミングで楽しめるようになってきました。
主な作品を紹介すると
キング・コング、黄色いリボン、荒野の決闘、チップス先生さようならなどがダウンロード価格/1作品400円・ストリーミング価格1作品/200円で入手できます。

アカデミー賞作品や近代映画に多大な影響を与え続ける傑作が
揃っています。映画の原点といえる20世紀初頭の映像は、
逆に今見ると新鮮ですね。
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1960年代の洋画の代表作としては次のような映画が挙げられるでしょう。
ベン・ハー
(1960) |
監督ウィリアム・ワイラー
主演チャールトン・ヘストン |
ユダヤの豪族の息子、ベン・ハーの数奇な運命を通してローマの圧政とキリストの最期を6年半の製作期間と54億円の巨費で描いた一大スペクタクル。 詳しくはこちらから |
荒野の七人 (1960) |
監督
ジョン・スタージェス
主演
ユル・ブリンナー、イーライ・ウォラック、スティーヴ・マックイーン、チャールズ・ブロンソン、ロバート・ヴォーン、ブラッド・デクスター、ジェームズ・コバーン他 |
黒沢明監督の東宝映画「七人の侍」をモデルにジョン・スタージェス監督が監督した西部劇。出演するのは「ソロモンとシバの女王」のユル・ブリンナー他、当時のスターが一同に集まって有名だった。
詳しくはこちらから |
ウエスト・サイド物語
(1961) |
監督:ロバート・ワイズ ジェローム・ロビンス
主演:ナタリーウッド他 |
ニューヨークの下町を舞台に、イタリア系のジェット団とプエルトリコ系のシャーク団の無益な抗争と、その中で芽生える愛と悲劇を描いたミュージカル大作。 詳しくはこちらから |
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懐かしの映画 |
動画ダウンロードのDMMでは懐かしい洋画の名作が配信されています。
アルフレッド・ヒッチコック、ジョン・フォード、チャーリー・チャップリンなど多くの名作がダウンロードまたはストリーミングで観ることができます。そのなかのいくつかをご紹介すると
チャップリン作品コーナー
ヒッチコック作品コーナー
ジョン・ウェイン作品コーナー
その他、ジャンル別には
サスペンスコーナー
ラブロマンス
西部劇・戦争映画
ミュージカル
コメディ
などがあります。
70年代〜80年代懐かしい映画
小さな恋のメロディ
美しい五月の雨が、メロディの髪をぬらす・・・。虹の向こうから、ビージーズが歌うあの美しい主題曲が聞こえてきます。
イギリスのごく普通の家庭に育った小学生ダニエルは、同じクラスの親友トムと学校を抜け出して遊ぶ毎日。
ある日、ダニエルはふと覗き見たバレエの授業でメロディという少女に一目惚れをしてしまう。メロディが気になって仕方のないダニエルの想いは、やがて彼女にも伝わっていく・・・。
イージー★ライダー コレクターズ・エディション
ピーターフォンダ、デニスホッパー主演のこれぞアメリカ映画です。アメリカの魂、男たちの良心を描いたアメリカのニューシネマの代表作といえるでしょう。アメリカンバイクのハーレーダビットソンのチョッパーが自由の象徴でした。
アメリカン・グラフィティ ― コレクターズ・エディション
舞台は1962年カリフォルニア北部の小さな街、カスタムカーを飛ばしてガールハントしながら気晴らしにほうける若者たちの一夜の出来事を快活につづった青春映画の秀作。
後に『スター・ウォーズ』で大ブレイクすることになるジョージ・ルーカスが製作・監督。共同製作にフランシス・フォード・コッポラが名を連ねている。出演もリチャード・ドレイファスにハリソン・フォードなど、スターの若き日の姿をとくと拝めるのがいい。
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