東武鉄道ローカル列車で行く会津の伝統料理・喜多方ラーメン探訪 | |
あったんです、まだ極上の日本が・・列車で行く会津、喜多方の旅 |
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>あったんです、まだ極上の日本が・・・東京起点・ローカル列車で行く会津・喜多方への旅時は幕末、慶応4年(1868)。 板垣退助、伊地知正治らが率いる新政府軍は会津へ向かい、旧幕府軍との間で北関東から南東北周辺で交戦した。 当初、両軍の戦力は拮抗していたが、上野戦争で彰義隊が壊滅すると新政府軍の戦力が優勢となり、7月29日(同9月15日)に二本松城が落城。 8月21日(同10月6日)には母成峠の戦いで旧幕府軍の防衛線が突破され、新政府軍は若松城を包囲する。 9月22日(同11月6日)、会津藩が降伏し、奥羽越列藩同盟は瓦解。 白虎隊の悲劇はこの会津戦争のさなかで起こった。 自刀した白虎隊が弔われている飯盛山、城主・松平容保(幕末の京都守護職)の鶴ヶ城。 この城の中の博物館には会津戊辰戦争のさまざまな品が展示されている。 会津はこうした幕末から明治にかけての歴史の地、「ならぬものはならぬ」そうした会津人の頑固さ、一徹さがこの地に住む「会津っぽ」(←頑固な会津人を地元ではこういいます。)には今も引き継がれています。 ここでは、会津の歴史、自然、人情をこの会津への列車の旅で味わっていただけたらと、実際に利用したことのあるお店や宿を中心に地元でも評判の施設を旅行シュミレーションとして紹介してあります。 ひとあじ違ったローカル列車の旅で、なつかしい日本の良さを再発見してみてはいかがでしょう。 ゆるりと、ローカル列車で会津へ入ってみませんか首都圏から会津に行くには一般には車であれば東北自動車道を北上し、郡山ジャンクションより磐越自動車道へ入り、会津若松IC下車ということになります。(東京〜会津若松約290km)また、電車であれば東北新幹線郡山駅乗り換え、磐越西線特急会津若松駅下車(乗り換え時間除き約2時間26分)となります。 しかし今回ご紹介する会津への旅はこうしたルートとはひとあじ違った列車での旅です。 会津への旅の始まりは東京浅草・・・。
また下郷町で途中下車すると江戸時代の宿場の面影を今に残す大内宿にもたちよることができます。(湯野上温泉駅下車) 大内宿は国の重要伝統的建造物群保存地区に選定された集落。江戸時代の宿場の面影を今もそのままに残した貴重な村です。 しんごうろうもちなど素朴な味わいのたべものが一般の農家の軒先で売られています。 会津観光にお得なフリーチケット、途中下車ができます。東武トラベルからフリー区間のついているお得なチケット「会津往復列車たびきっぷ」が発売されています。おとな往復9,080円が6,900円とたいへんお得なのでこちらを利用されるのがいいでしょう。(大内宿や塔のへつりもこのキップで途中下車することができます。)片道はゆっくりローカルの列車のたび、帰りは郡山経由の新幹線での東京着という手もあります。 片道新幹線利用の会津かいゆうプランはこちら
会津ルートの時刻表詳細はここから |
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歴史の街、会津若松を散策会津若松市内には酒の資料館、江戸時代から幕末にかけての資料館、レトロな喫茶店やおいしい田楽、蕎麦など見所や食べどころが点在しています。会津市内なら半日で主だったところへ行くことができます。会津若松観光にはレンタルサイクルが便利。会津若松の市内観光なら歩いて散策やタクシーでの移動もいいですがレンタルサイクルもあります。(1日500円)盆地の中の小さな町なので元気があるなら自転車で移動すると便利です。レンタル自転車は数に限りがあるので予約したほうが便利です。インターネットで予約することもできます。 会津の歴史に学ぶ会津といえば戊辰戦争、白虎隊、鶴ヶ城・・・。観光地化されている場所もありますが古の時代を感じさせてくれる建物もまだまだあります。会津の観光スポットでも特に会津に来たら立ち寄ってみたいスポットをいくつかご紹介します。会津藩校日新館 「ならぬことはなりませぬ」・・・ がんことも言える会津魂を生んだ幕末当時全国300藩校のなかでも有数といわれたのがこの会津日新館。幕末には白虎隊をはじめとする多くの優秀な人材を輩出しました。 鶴ヶ城 会津観光なら誰でも一度は行くでしょう。そういう意味では有名すぎますが一度はこのなかの天守閣博物館に入ってみてください。会津の歴史が垣間見られ、一見の価値があります。また天守閣からは会津の市街地が一望できます。 末廣酒造嘉永蔵(かえいくら) 本来は会津の造り酒屋の本社だったが今はジャズコンサートなどイベントスペースとして提供されたり中で一部の日本酒も造られています。野口英世博士由来の品など幕末明治と昔のものも展示されている。こちらの蔵は見学することもできます。 この他の会津の観光ポイントやイベントはこちらが参考になります。 会津ならではの食を愉しむお昼は事前に予約をしておいて会津の伝統料理を堪能したいところです。伝統の会津料理といえばわっぱめし、にしんの山椒漬け、こづゆなどが有名です。 こうした会津料理を愉しめるオススメのお店が「田季野」(左側写真)。店は会津西街道にあった陣屋を移設した重厚な店内。 風味豊かな輪箱飯が人気で、カニ、鮭、山菜、イクラなどがたっぷりのっている。 田季野(たきの) 住所 福島県会津若松市栄町5-31 営業時間 11:00〜21:00 その他会津の伝統料理のお店としては、田事(たごと)が有名です。 田事は季節の山菜、めっぱめしなど・・・ことに鮎料理が有名です。 昼食セット(1,575円税込〜)もあるので事前に予約すればこちらでお昼をとることもできます。 料理旅館 田事 会津若松市城北町5-15 TEL(0242)24-7500 ・営業時間/AM11:30〜PM2:00 PM5:30〜9:00※要予約 (PM2:00、PM9:00までに申し込み) ・定休日/無休 会津地方は蕎麦のおいしいところとしても有名です。 会津の蕎麦店はどこもレベルが高いのですが地元の人にも人気の店のひとつが徳一。 徳一の名物「会津の天ざる」は、高遠そばと天ぷらがセットになったもの。大根おろしの汁を使ったつゆで食べます。そばは二八で、のどごしがいい蕎麦です。 徳一(とくいち) JR磐越西線会津若松駅から会津バス市内3コースで15分、千石ニュータウン下車、徒歩10分 徳一の周辺地図はこちらから 満田屋の味噌田楽 会津に来たら、味噌田楽もおすすめ。 古くて新しい、こぎれいな店内で召し上がるなら満田屋。(上写真) 江戸時代創業の味噌田楽と手作り食品の店。囲炉裏でじっくり焼き上げる田楽は、豆腐生揚げや丸もち、身欠きニシンなどがあり、4種類の味噌を使い分ける。 もう一店、やはり田楽では有名なお店が、創業延宝年間(1673〜80)の老舗の味噌田楽お秀茶屋。炭火でじっくり焼いた田楽は昔懐かしい味です。 会津での宿は会津若松の奥座敷、東山温泉で歴史の街会津の旅なら宿はやはり温泉で・・・といきたいところでしょう。幸い会津には会津若松の奥座敷といわれる東山温泉や芦の牧温泉などおすすめの温泉があります。会津の温泉と会津料理に舌鼓を打ちたい方はこちらがおすすめ 会津の夜の街も堪能したいのなら市内から近い東山温泉に宿をとりたいですね。なかでも部屋数9室でこじんまりとした宿なら旅籠・芦名。じっくりと湯に使って命のせんたくをしたい方におすすめです。 旅籠芦名の料理と館内 旅籠 芦名 オフィシャルホームページはこちらから 温泉好きなら芦ノ牧温泉もおすすめ会津若松から車で約20分。(会津鉄道で25分)県外からの会津観光の拠点となる温泉地が会津芦ノ牧温泉。芦ノ牧温泉はホテル旅館が14軒の温泉地です。大川荘 〒965-0000 会津若松市大戸町大字芦ノ牧字下夕平984 オフィシャルホームページはこちら 渓谷に向かって棚田のように段々と湯船が設置された「四季舞台たな田」は渓谷美との一体感を味わえる露天風呂があります。更に清水の舞台風「空中露天風呂」の眺めも格別です。 JTB じゃらん 一休.com Yahooトラベル 宿ぷらざ
二日目はそのまま会津周辺を見て回るのもいいですし、半日は周辺の会津探索ができます。 今回は片道新幹線利用の会津かいゆうプランを使って新幹線で帰京というプランを採用し、喜多方までちょっと足をのばしてみましょう。 らーめんと蔵の街、喜多方へせっかく会津まで来たのですから、お昼は本場の喜多方ラーメンを食してみてはいかがでしょう。喜多方には120軒のラーメン店がありラーメン店の人口あたり密度は日本一といわれています。そして喜多方の本当においしい店にはお客さんが殺到しお昼時には長蛇の列となります。 これから紹介するラーメン店は喜多方の数あるラーメン店の中でも特に評判の店ばかりです。お昼どきをはずして、並ぶ覚悟で行ってみましょう。 はせ川 喜多方市松山町大飯坂大荒井6番地 営業時間 11:00〜15:00頃(スープが無くなり次第終了) 喜多方老麺会にも属さず、クチコミで有名になった店。じつは、出前もしている地元密着のお店。 坂内食堂 喜多方と言えば、「坂内食堂」と言われるほどの有名店。 麺は中太の縮れ。豚骨のみを使用した透明なスープに、醤油が香り付け程度に入るもので、ほぼ塩ラーメン。FC展開している「坂内」と味は違う。 さゆり食堂 喜多方市字清水が丘1−11 営業時間 11:00〜14:00 / 17:00〜19:30 香りのよい豚骨と煮干しのスープが麺によく絡む。「ラーうどん」なるラーメンスープにうどんが入ったメニューもあります。 あべ食堂 喜多方市緑町4506 営業時間 7:30〜18:00(スープが無くなり次第おわる) 路地裏にあるのでわかりにくい。こってり系のスープがおいしい。 まこと食堂 喜多方市字小田付道下7116 営業時間 7:30〜19:00 日曜は15:00まで 坂内と並ぶ喜多方の有名店 喜多方ラーメンのことならこちらを参考に 喜多方老麺会 全国的に喜多方ラーメンで有名な喜多方は蔵の街でもあります。ラーメンを食べたら蔵のある通りを散策してみましょう。喜多方には美術館や造り酒屋見学なども多くあります。(詳細はこちらから) 帰路は猪苗代湖、磐梯山を車窓から眺めてラーメンを食べて蔵の街を散策すれば、そろそろ帰る時間です。郡山への途中には猪苗代湖や磐梯山が車窓から眺められます。喜多方から東京へは磐越西線で郡山乗換え東北新幹線での帰京が一番おすすめです。 このルートなら郡山までの道中、猪苗代湖や磐梯山などきれいな景色を眺めながらの列車の旅となります。 ○列車利用の場合 喜多方駅→磐越西線→郡山→東北新幹線→東京 ○車で帰京の場合 喜多方→会津若松IC →磐越自動車道 →郡山JCT →東北自動車道 →東京 また、会津若松・喜多方・猪苗代からは東京行きの高速バスも発着しています。スケジュールにあわせて交通手段を選べばいいでしょう。 いかがでしたか、ローカル列車を利用した会津若松・喜多方への旅。 会津は夏のシーズン、そして秋の紅葉へとこれからベストシーズンを迎えます。 ぜひ一度会津を訪れて、なつかしい日本の良さを感じてみてください。 |
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